※ファームウェアバージョン 1.5.0 からご利用可能です。
コンソール操作で、時間別・日別・月別に保存されたスナップショットから、リストアしたい日時を選択すると、その時点のデータにリストアが可能です。
設定に必要なもの
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モニターとケーブル類(DisplayPortからの変換アダプターは互換性がないため推奨されません。)
- モニター( DisplayPort )
- ケーブル( DisplayPort ⇔ DisplayPort )
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キーボード( USB )
キーボード・モニターの接続
設定画面を開くには、モニターを接続してから Repli NAS の電源を入れる必要があります。
モニターを接続しても設定画面が表示されない場合は、モニターを接続したまま Repli NAS の電源を入れ直してください。
スナップショットからリストアする
注意:
この作業を行うと、現在のNASデータは削除され、リストアした日時以降に作成されたスナップショットも全て削除されます。
さらに、現在のクラウドバックアップのデータを全て消去し、リストアされたNASの状態からクラウドバックアップをやり直す必要があります。十分ご理解のうえ、作業してください。
ステップ 1: モニターを接続後、本体の電源を入れる
モニターを接続した状態で Repli NAS を起動すると、Repli OS のログイン画面が表示されます。
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------------------------------------------------ Repli OS How to set up the network and show information user config password config ------------------------------------------------ login: |
ステップ 2: Repli OS へログインする
ユーザー名とパスワードを入力して、Repli OS へログインします。
- ログイン画面下部 login: の後ろにカーソルを置き、
config
と入力する - 同じように Password: に
config
と入力し、Enter を押す
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------------------------------------------------ Repli OS How to set up the network and show information user config password config ------------------------------------------------ login: config Password: █ |
ログインに成功すると、現在の設定とトップメニューが表示されます。
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ステップ 3: スナップショットのリストア設定を開く
ログイン直後のトップメニューから、スナップショットからリストアする設定メニューを開きます。
- 画面下部 Please input number: の後ろにカーソルを置き、Restore from Snapshot の 5 を入力して Enter を押す
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Top Menu:
1. Network Settings
2. Firmware check & update
3. Power Control
4. Copy data from other NAS
5. Restore from Snapshot
0. Exit Please input number:
ステップ 4: スナップショットを選択する
時間別・日別・月別のスナップショットがメニューとして表示されますので、リストアしたい日時を選択してください。
- 時間別は1、日別は2、月別は3 を入力して Enter を押す
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7Restore Menu
1. Select from hourly snapshots
2. Select from daily snapshots
3. Select from monthly snapshots
0. Return top menu
Please input number: - リストアしたい日時 の 番号 を入力して Enter を押す
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16XXXXXX Snapshots
1. 2025-01-28 01-00-20 JST
2. 2025-01-28 02-00-54 JST
3. 2025-01-28 03-01-27 JST
4. 2025-01-28 04-02-02 JST
5. 2025-01-28 05-02-34 JST
6. 2025-01-28 06-03-08 JST
7. 2025-01-28 07-03-42 JST
8. 2025-01-28 08-04-16 JST
9. 2025-01-28 09-04-49 JST
10. 2025-01-28 10-05-23 JST
11. 2025-01-28 11-05-56 JST
12. 2025-01-28 12-06-31 JST
0. Return restore menu
Please input number:
ステップ 5: 選択した内容を確認後、スナップショットからリストアします。
リストアしたい日時の確認をして、リストアを行います。リストアが完了すると、Repli NAS は自動で再起動します。
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XXXXXX Snapshots |
- 選択した日時に間違いが無いことを確認して、y を入力して Enter を押す
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2Reboot the NAS for configuration
Do you apply the restore from the snapshot "2025-01-28 07-03-42 JST"? [y/n]: - 現在のNASデータは削除され、選択した日時以降に作成されたスナップショットも全て削除されます。
問題なければ、y を入力して enter を押す
注意:クラウドバックアップを全て削除して、リストアしたNASの状態からクラウドバックアップをやり直す必要があります。
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3The current NAS data will be completely deleted.
Additionally, all snapshots created after the selected snapshot will be deleted.
Are you sure you want to proceed? [y/n]:
リストアが完了すると、Repli NAS 本体が自動で再起動します。
起動後正しくインターネットに接続できた際には、本体の電源ランプが 赤・青で交互に点滅します。
リストア後は、クラウドバックアップが停止中の状態になりますので、Repli Webで次の操作を行ってください。
ステップ 6: クラウドバックアップを削除して、リストアされたNASの状態からクラウドバックアップをやり直す。
- 管理者権限で Repli Web へアクセスする
- クラウドバックアップを実施する NAS に以下のメッセージが表示されていることを確認する
クラウドにバックアップが存在していますが、NAS本体のデータがスナップショットからリストアされた状態のため、バックアップを停止しています。管理者の操作が必要です。 -
そのメッセージの下にある、[ 1.クラウド上のバックアップデータを削除して、現在のNASの状態からバックアップをやり直す ]をクリックする
- [ 本当にクラウド上のバックアップデータを初期化・完全削除する ]にチェックを入れ、[ クラウドバックアップのデータ初期化・完全削除 ]をクリックする
この後自動でデータの初期化・完全削除が始まり、完了すると Repli Webの画面に戻ります。